i_amaiの雑記

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しばらく転職はしない

下の日記から、早いものでもう半年近く経った。

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最近色々考えすぎて頭の中がごちゃごちゃしてきたので、整理のために書く。

結論から言うと、転職するべきと感じていた動機はひとまず無くなったので、しばらく転職はしない。以下はそこに至るまでのごちゃごちゃ。

世間では転職・退職しました系エントリが耳目を集めているけど、こういう「転職するのをやめました」というエントリがあっても良いのではないかと個人的には思う。


昨年秋、転職するかもしれないと上長に告げると、すぐにその上長(と、兼務先の上長)と面談をすることになった。そういった面談は、ここ1年以上していなかった。

面談ではもう既に「辞めてもなんとかなる」という気持ちでいたので、ここぞとばかりに洗いざらいぶちまけた。「ここ1年で従業員の1割近くが転職やら定年やらで辞めたけど、ほとんど補充してないよね」だの、「もっと人を教育する機会を設けてほしい、毎年同じことの繰り返しでは人は成長しない」だの、「中間管理職にマネジメントスキルが感じられない。年功序列の消去法で成り上がってしまったから仕方なくその職をやっているように見える。てかなんで次長やら部長が現場に入って作業やってんの?そんなんだからコスト管理できないんだよ」だの、偉そうなことをずいぶんと言った。いや、もちろん実際はですます調だけれども。

だけどそもそも、私が働いていて気づくようなことは上長たちもだいたい気づいているのだ。彼らは彼らなりに状況を変えようと努力している。だからこそ面談の場は定期的に設けた方が良い。現場で毎日似たような作業を続けていると、どうしても視野が狭くなってくる。視野が狭くなった結果、業務に対する作業員どうしの認識にずれが生じて、足並みが揃わなくなってくる。認識のずれを修正し足並みを揃えるために、面談という場は必要なのだ。

そういったことも話すと、上長たちは快く頷いてくれた。ただ、頷いてくれたからといって、上長たちがその後具体的な対策を練り、実行に移してくれたかというと、微妙なところだ。少なくともこの半年間は、彼らが関わった事柄については、ほとんど変わっていない。

繁忙期だから今は仕方ない、と人は言うが、私はそれが嫌だった。この先人材不足が長引けば、繁忙期であろうがなかろうが、可処分時間が足りないことを言い訳にし続けるだろう。いつまで経っても「これは仕方ない、これも仕方ない」と宣うことになるだろう。私は色んな言い訳を考えて「仕方ない」という思考に至るまでに消費する時間や、そう言う風に互いに愚痴を言い合うだけで浪費する時間を、状況を打破するための行動に充てたかった。ある人には焦りすぎだとも言われたが、むしろ私はもっと焦りたかった。

だから、私はとりあえず行動してみることにした。


まず、コスト管理を徹底するために、作業時間を計測するWebアプリをNode.jsで作った。

今までは月に一度、ストップウォッチで作業時間を計測して、紙に記入した後提出してもらい、管理職がわざわざExcelに入力しなおしていた。これのストップウォッチでの計測に当たる部分以外を自動化することで作業者の負担を減らし、その代わり月一ではなく日常的に使ってもらうことにした。集計とグラフもDBから自動で出力されるようにした。

とりあえず自部署の人に使ってもらって、使用感をレビューしてもらった。ある程度運用してデータが集まってきた段階で、社内全体に公表した。今はレビューや他部署からの要望を踏まえて、他部署や間接部門、IoTでも広範に使えるようリビルドしている最中だ。

次に、頭の中で思うだけで言わずにいたことを、稟議書に似た社内規定の書類で上層部に数回提案した。具体的な内容はここで明かせないが、たとえば、従来管理者の経験と直感が頼りだった日々の業務量の調整を数字で計画・把握できるようになるために、組織として対応してほしいことなどを書いた。

書類で提出することで、上層部とのコミュニケーションの増加に繋がる。私はあまりコミュニケーションが得意な方ではないが、こうすると交流せざるを得ない状況に自らを追い込むことができる。また、他人が読んでも分かるような文章を考えてわざわざ書くことで、今の私がそうであるように、自分の意見を整理することもできる。

続けて、私は自分のやりたいことを、きちんと周りに伝えるようにした。何もWebエンジニアがエンジニアの全てではなく、Webだけが私のやりたい全てでもない。なぜか上の日記では「エンジニア言うたらWebエンジニアや!ワイはWebエンジニアになるんや!」みたいになってしまったが(ごめんなさい)、IoT、機械、電気など、勉強したい分野はたくさんある。

周りにそれを伝えてみると、社内でもできることはいろいろとあることが分かった。うちは中規模メーカーの子会社なのだが、設計開発を担当している親会社が製品を設計するための研修を定期で行っているらしい。私は行動してみるまで、そんなことも知らなかったのである。


こういった行動が功を奏してか、少しずつ社内で自分の立ち位置が認められてきていると感じる。

今までの私は、上の日記にあるように、「田舎の工業団地に勤める30代前半の現場作業者」だった。会社がそうあるように求めるから、私はそういう役割を嫌々ながらこなしているのだ、勝手にそう考えていた。しかし実態はそうではなく、社内でのコミュニケーション不足ゆえに、私が私自身を縛っていたのではないか。

そう思い至った時点で、自分が転職すべきだと感じていた動機は無くなってしまった。独学が嫌なら、社内で勤務時間中にそれができるように自ら動けばいいのだ。そしてその土壌は(少なくともしばらくの間は)整う予感がしている。

すべては自分次第だ。私は努力が足りなかった。

おわりに

上の日記がきっかけで、ここ半年で、いろいろな方から叱咤激励を受けました。上の日記を書いたときは、ほんともうボロクソのけちょんけちょんにけなされるんじゃないかと思っていたんですが、そんな人は一人もいませんでした。感謝しかありません。

ここまでポエティックなことを書いておきながら、すぐ考えが変わる可能性もありますんで、生暖かく見守っていただければ幸いです。

頑張ります。